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視点を変えて… [歯科技工士]

歯科技工士って長時間働いて、睡眠時間を切り詰めながら頑張っている人がとても多いですよね。

中には毎日定時に帰って人間らしい生活を送っている人もいるようで、このブログにもそんな方からコメントを頂いた事があります。

技工士全員が低賃金、長時間労働で苦しんでいるわけではないんですね。

だから色んな意見があります。

「毎日夜遅くまで働いてる人は手が遅い。」

「そんなに技工士が嫌なら辞めればいいのに。」

確かにそうかもしれませんね。

毎日残業をしているのには何かしら理由があると思います。

疲労が溜まりに溜まって作業効率が低下していたり、仕事に無駄が多いとか…色んな考えが出てくるでしょう。

辞めればいいのにという考え、ごもっともです。

いくら働いても給料が上がらない、モチベーションを保てない…、そんな仕事なら辞めた方がいいですよね。


でもね、少し視点を変えて歯科技工士の現状を見れば考え方が変わってくると思うんですよ。

今日はいつもと違った目線で歯科技工士について考えてみませんか?


労働相談センターの方からご協力いただきました。

長くなりますが歯科技工士の現状が見えてくるはずです。


※読んでください※



16時間労働の歯科技工妻からのコメント紹介


私の夫も・・・。 (tomomi) 2006-05-30 01:01:15

はじめまして。

私の夫も歯科技工士の仕事をしています。

週一回の日曜日とたまーーーに祝日休み。

ボーナスなし。

国民健康保険。(私の分もなので、2倍)。

なによりも納得できないのが、サービス残業です。

先週の土曜も朝の9時から、夜中の1時半に帰宅。

16時間労働ですよ!(><)許せません。

早く夫に仕事をやめてほしい。

夫の体が心配で仕方ありません。

そうでなくても、歯を研磨するときに飛び散る粉をいっぱい吸って、体によくない。

このままじゃ家庭が壊れる・・・・。夫がしんじゃう。

夫の事を考えると、かわいそうでかわいそうで。

歯科技工士の仕事なんて最悪です。

心底憎い!!!

それに、うちの場合、雇い主と夫の二人でやってる会社で・・しかもその雇い主は十年来の知り合いなんです。

ひどすぎます。

どうか今から就職する方は、技工士なんて決して儲からないですし、精神的にも、体力的にも、なんのメリットもありませんので、生涯の仕事にするのはやめたほうがいいと意見させていただきます。

ここをよんで、自殺するかたもいらっしゃるとのことで、読んでで涙が出てしまいましたよー。

私は家族として、夫を何とか支えながら出来るだけ早くやめれるよう、説得していきたいとおもいます。

またみにきます

最後に、日が変わって帰宅することは、今回だけではありません。しょっちゅうです・・・。




私も技工士でした。 (ボランティアK) 2006-05-30 19:16:22

私は歯科医院のラボで働いていましたが、やっぱり労働時間16時間以上でとても長く、そして、休み時間は0でした。

私は、社会保険があるところに何とか勤めることができましたが、社会保険なし・ボーナスなし・挙句の果てに労働保険もなしなんてザラです、

しかもそれで正社員契約って・・・わけわからない待遇。

金属や石膏の粉塵、揮発したワックスが飛び散る中、食事をほおばりながら仕事をしていました。

そうでもしなければ、割り当てられた仕事が終わらないからです。

歯科技工の仕事というのは、一般的にはきれいな室内業務と思われている節がありますが、とんでもないですよね。

騒音と最悪の雰囲気(大気)、高熱、細かい作業、一歩間違えれば大怪我の作業、その他もろもろ、基本的に肉体重労働です。

少し前まで、アスベスト・リボンまで使われていた世界です。

なによりも、一日15・6時間の労働時間なんて当たり前で(勿論36協定なし)、残業代が支払われないことなんて当たり前です(そんなこと言ったら即いじめ)。

私の同期は2年間でほとんどが歯科技工を去ることになりましたが、それは仕事内容が嫌なわけではなく、労働条件が悪すぎるからです。

その一因は、歯科技工士が作った補綴物の保険の点数が、すべて歯科医師に流れるからです。

だから、補綴物が単なる商品になってしまい、歯科医師の提示する安い価格で作りざるを得ない、つまり薄利多売競争で他の歯科技工士と共食いするしかなくなってしまう。

それだけでなく、歯科医師や、歯科技工所の経営者がそこで働く労働者の権利なんて考えていないこともあります。

私の使用者の歯科医師はよく言っていたものです、「歯科医院もなかなか儲からなくなってきたから、痛み分けを技工士にもしてもらわないと」・・・過酷な度合いは比べ物にならないのに。

論理的にも人間的にも破綻した世界が、歯科技工士の世界です。

当時は、歯科技工に携わっている友人の100%が同じ思いでした。

だけれども、みんな結局どうしていいか分からなかったんです。

でも、労働相談センターに相談したり、個人で入れる労働組合の存在を知っていたら、また違っていたかなぁとおもいます。

tomomiさんが、すごく旦那さんのことを心配していらっしゃるのを、痛いくらい分かります。

私も、当時の辛さとtomomiさんの状況が重なり涙が出てきました。

私は家族の存在がとても支えになりました。

旦那さんもそうだと思います。

袋小路に追い詰められたような気になって、どうしていいか分からなくなってしまった時は、第三者に相談することで、解決の糸口が見えてくることもありますよ。

実際の現場を知っている者として、頑張れ、なんてとてもじゃないけれど言えません。

専門の学校にも行ってせっかくなった技工士ですけれど、技工士辞めたって死ぬわけじゃない、そういう風に考えると少し楽になったのを覚えています。




わかってない!!!!!!!!!!!!! (マンさんへ) 2009-06-13 16:54:56

私の息子もまじめに技工士として働いていたのですが、

過酷な労働条件、冷たい人間関係にぐちゃぐちゃにされて、

病気になりました。

歯科技工士の世界なんて、人を人として扱ってない最低の世界です。




うちも (歯科技工士 妻) 2009-12-09 11:36:54

私も 歯科技工士の妻です

旦那は 朝 6時から 夜の10時まで 働いています

やはり サービス残業ですし ボーナスもありません

4ヶ月前に 子供がうまれ ました

私は 一緒に子育てをさせてあげたいですが 出勤するときも 帰宅じかんも 子供は寝てしまってます

旦那は 一人で 雇われてます

もう一人やとってもらえたら いいのにと 思います(・_・;)

歯科技工士さんの労働は 違法ではないんでしょうか 訴えたいです




技工士の妻。 (kayo) 2010-04-12 23:46:39

はじめまして、私の主人も20年ほど技工士をしております。

そして、5年前に過労とストレスで心臓疾患の病気になり、今は通院しながら、まだ過酷な労働条件で技工士をしています。

体のことを考えて先月から、技工所から家の近くにある法人院内にあるラボへ転職し、これからは少しは人間的な生活ができるかと思いきや、
このまえは、4連泊で風呂にも入れず食事もろくにできず、私が近くまで出向いて食事を届けたり、外食させたり持病の薬も飲むのを忘れるくらい過酷な仕事の量。

終了したと思えば次の日には大量に仕事がきます。

技工所にいた時は自宅に深夜2時には帰宅できていたのに。

ほとんど朝4、5時帰りでろくに睡眠とらずにシャワー浴びて仕事へ、そんな日々を数日していたら、朝、顔がパンパンにはれ上がり別人のような顔になっていました、

そして、ドクターにはミスが多いとクレームが、納期ミスもでて、患者の前で土下座しろと言われ直接土下座したみたいです。

数日して仕事の意欲が全くなく、いつもの主人と違うので、一緒に診療内科へ行こうと話し、私が泣いて話したら私のために最後の仕事がんばると奮起してくれたのには、号泣してしまいました。

仕事もたまったものを片付けたら解雇される予定です。

仕事している主人にもう技工を辞めてと電話で伝えました。

奴隷のような生活から開放されます。




無法業界 (ゆうじ) 2010-07-13 17:37:57

自分の住む地区はダンピングが進んで、技工士会発表の平均技工料金の約半値にまで平均技工料金が下がりました。

その為、大手技工所に大都市から大量にかき集められた技工物を丸投げされる下請けの技工所ばかり。

まさに奴隷に等しい生活です。

毎日朝8時から朝2時まで仕事、日曜日は一応休日ですが、ここ2年休んだ事ありません。

友人の結婚式や身内の葬儀さえ出席が許されない雰囲気。

パワハラ、嫌み、恫喝…。社会保険もなし、休みもボーナスもなし…給料もこれだけ働いても20万円以下…。

それに資格の無いパートさんを雇ってやらせてる技工所も多いです。

当然、違法だし、そんな技工物がまともな訳ありません。無法地帯です。

まさに現代の蟹工船です。

自分はもう限界です。フリーターの方がよほどましです。

どうせ保険なんかも無いんですから。





みなさんはこのコメントを読んでどう思われましたか?

一度、歯科技工士の妻として、歯科技工士として働く子供の親の立場になったつもりで読んで下さい。

この業界…本当に醜いです。

私も仕事を通じて鬱になり、脳梗塞で障害者になり、胃がんにもなりました。

技工士を辞めても他に雇ってくれるところなんてありません。

本当に辛くて、死んだ方がマシだと思ったことが何回もありました。

でも私だけじゃないんです。

多くの技工士とその家族が私と同じような苦しみを抱えているのです。

そんな人たちに「あなたのお子さんは手が遅いんですよ」

「お宅の旦那さん技工士の才能無いですよ」なんて言えますか?

悲しすぎます。

資本主義だからどうとかそんな問題じゃないと思います…。

今回は一部しか紹介できませんでしたが、「労働相談センター・スタッフ日記」と検索すればこのブログで紹介できなかったコメントも見る事ができます。


労働相談センターの方が仰っていました。

歯科技工士自身が立ち上がらなければならない」と。


本当に技工業界を変えたいと思っている方、コメント下さい。

技工士自身が何を望んでいるのか、私も知りたいです。

少しでも多くのコメントを頂けるのを待っています。

泣きっ面に蜂 [歯科技工士]

療養のためしばらく大阪を離れていました。

久しぶりに家に帰ってみるとビックリ!

泥棒が入ったようで…

色んなものが無くなっていました[バッド(下向き矢印)]

当然パソコンも盗まれまして、飾ってある写真まで無くなっていました。

入院中に考えたブログの原稿も無くなってしまったワケでして…。

ホントに困りましたヽ(ill゚д゚)ノ

最近鬱が悪化しているようで、思考力が低下してます…。

また一から原稿を書かないと…。

ブログの記事、どうしようかホントに悩みますね(;゚д゚)....


でもその前に、皆さんにお礼を言わないといけませんね。

私のブログに色々なご意見をいただき大変嬉しく思っています。

色んなご意見がありますが、皆さん歯科界の事を思ってのこと。

業界にとっては良い事だと思います。

そしてこのブログを支えて下さっていることに感謝しています。

一人一人にコメントをお返ししたい気持ちは山々なのですが、対応しきれない部分があります。

大変申し訳ないのですが、ご理解していただけると幸いです。




私はこのブログを通じて歯科技工士の存在が世間に認知され、歯科技工士がプライドを持って働けるような社会になってほしいと願っています。

自分が今まで経験してきた事、それを世間に訴えれば歯科技工士の労働環境の改善につながるのではないかと思いました。

中には恵まれた環境で働いている技工士もいます。

しかし専門学校に通って多額の授業料を払い、国家資格まで取得しても8割もの若者がこの業界を去っているという現実があるのです。

その現実に目をそらし、離職者が多ければ学校を増やせばいい、国家試験をもっと簡単にして合格率を上げればいいという考えの人間が歯科業界や国の役人には多くいるのです。

未だに歯科技工士学校の多くは2年制です。

求人の多くは臨床経験3年以上が望まれている中で、未だ2年制です。

3年制にも未だ移行していません。

2年しか学んでいない新卒はハッキリ言って未熟です。

使い物にならないから長時間働かせて使い捨てにされているのです。

これでは歯科技工士が育ちません。

終わりが目に見えています…。



最終的に日本の技工士がボロボロになった時、規制緩和により無資格者でも歯科技工が行なえるようになり、日本の歯科医療のレベルが一気に下がると私は思っています。

海外の労働力にも頼らなければならないでしょう。

中国の大工場で100円ショップの商品と同じように雑貨として扱われ、パートのおばちゃんたちが流れ作業で歯を作ります。

使用金属は、とにかく安い物を使うでしょう。

アレルギーなんてすぐには出てきません。

どんな物を使ったってすぐに訴えられる事はないのです。

困るのは患者さんです。

困ったところでどうしようもありません。

仕事がなくなった日本の歯科技工士も困るでしょうが輸入代行業者として食い繋いでいくでいくか、中小ラボ(技工所)は中国系企業に買収されてしまうでしょう。

日本のブランド力を利用して世界進出する企業も出てくるかもしれませんね。



東大阪の町工場が実際に中国の企業に買収されていると聞いたことがあります。

東大阪には小さくても世界に誇れる技術をもってる工場がいっぱいあります。

しかしお金がないから設備投資ができません。

人材がいません。

人が育ちません。

景気が悪くても国は助けてくれない、それでも何とかやってきた。

そんな会社ばかりです。

もう限界ギリギリなんです。

そんな時に「あなたの会社は素晴らしい技術を持っている。我が社がお金を出しますよ。」と言われたら喜んで尻尾ふりますよ。

それで家族や従業員の生活が守れるのですから。


歯科技工士の数が減れば、自然と地位が向上するという意見を聞きました。

私もそうなってほしいと心の中で願っています。

しかしそれは需要と供給のバランスを保っていればの話です。

技工士の場合は別です。

技工士が足りないと騒がれていますが、技工士そのものの待遇は全然良くなりません。

学生1人に4社以上の求人があると聞きますが、労働環境が最悪な会社ばかりです。

普通人材を確保したいのなら労働環境や待遇を良くするはずでしょう。

しかし、それが全然できていないんですね。

そんな業界で自分たちの地位向上なんて…前向きな考えになれません。

何年も前から歯科技工士の環境は良くなると言われていますが、全然変わっていないじゃないですか。

そんな業界だからこそ、技工士全員が団結して声を上げないといけないんじゃないでしょうか?

技工士会はもうダメでしょう。

意味のない行動の繰り返し、会の存在理由すら見出せません。

今、新たな会が必要とされているのではないでしょうか。

このままだとだれも気付いてくれませんよ、技工士の存在なんて…。

何年かして「そういえば歯科技工士っていう職業があったね。」なんて会話が出てこないためにも…。

退院しました [歯科技工士]

皆様、ご心配おかけしました。

先月、過労で倒れた時に病気が見つかり入院生活を余儀なくされブログの更新ができませんでした。

見つかった病気は胃ガンでした。

正直、人生が終わったと思い、状況も理解できず頭が真っ白になり何をしたらいいのか分からない状況で医師から「即、手術を受けて下さい!」と言われました。

現代は医療が発達しているのでガンも怖くないと言われていますが、不安で押し潰されそうになります。

まさか自分がガンになるとは思ってもいませんでした。

毎年多くの方がガンで亡くなられていますが、その中に自分も入るのかな……と。

でも手術で悪いところは取ってもらったので大丈夫だと思います。たぶん。


胃ガンは不規則な食生活ストレスが主な原因だそうです。

よく考えてみれば毎日仕事の納期に追われ、ろくに睡眠も取ることもできずストレスだらけの生活を送っていました。

規則正しい生活ですか?

そんなの今までした事がありません。

毎日夜遅く、酷いときは明け方まで働き余裕があれば少しの間だけ睡眠をとる生活。

食事は二の次、深夜にコンビニ弁当を胃に詰め込んでまた仕事…、そんな毎日の連続でした。

毎日胃がキリキリ痛むのを我慢して歯を作って、作って、作り続けました。

休日は少なかったですが、日々の疲れを癒すために一日の大半を睡眠にあてていました。

たまった洗濯物を洗ったり、部屋の掃除をするだけで休日は終わってしまいます。


1日8時間労働?1週間40時間労働?


今まで働いてきた職場では絶対にありえないです。

あったとすれば休日出勤の時だけでしょう。

1週間の労働時間は80時間を超えていました。


こんな生活をしていたら当然病気になる、そう医師から言われました。


これは私だけではない、多くの技工士が抱えている問題だと私は思います。

「嫌な事は嫌だと言えばいい」そんな声も聞きますが、それが通用する業界であればいいんですけどね…。

みなさんの育ってきた環境が違うのは当たり前です。

だから私が言ってる事が全く理解できない人もいるでしょう。

しかし、私が語っているのは「私自身が今まで経験してきた事」なのです。

私が今まで見てきたのは業界の闇ばかりです。

闇をさらけ出せばさらけ出すほど反発が強くなります。

光があれば闇もあるのは当然ですが、この業界の闇はあまりにも強すぎます。

その結果、離職率8割というとんでもない結果が事実としてあるのです。


業界に光を当てることも大切です。

しかし、今しなければならない事は「業界の闇を取り除くこと」ではないでしょうか?

技工士学校の入学者を増やして技工士数を増やせばいいという考えがありますが、そんな事よりも離職する人間を減らす事の方が大事なのではないでしょうか?

闇を取り除こうとせず、光だけを当てようとする考えに私は共感できません。

不幸な技工士がいなくなった時、自然と光が当たるようになるものだと私は思っています。

だから私は今まで経験してきた事を語り続けます。

語り続けることが今の私にできること、力の続く限りやってみようと思います。

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