So-net無料ブログ作成

退院しました [歯科技工士]

皆様、ご心配おかけしました。

先月、過労で倒れた時に病気が見つかり入院生活を余儀なくされブログの更新ができませんでした。

見つかった病気は胃ガンでした。

正直、人生が終わったと思い、状況も理解できず頭が真っ白になり何をしたらいいのか分からない状況で医師から「即、手術を受けて下さい!」と言われました。

現代は医療が発達しているのでガンも怖くないと言われていますが、不安で押し潰されそうになります。

まさか自分がガンになるとは思ってもいませんでした。

毎年多くの方がガンで亡くなられていますが、その中に自分も入るのかな……と。

でも手術で悪いところは取ってもらったので大丈夫だと思います。たぶん。


胃ガンは不規則な食生活とストレスが主な原因だそうです。

よく考えてみれば毎日仕事の納期に追われ、ろくに睡眠も取ることもできずストレスだらけの生活を送っていました。

規則正しい生活ですか?

そんなの今までした事がありません。

毎日夜遅く、酷いときは明け方まで働き余裕があれば少しの間だけ睡眠をとる生活。

食事は二の次、深夜にコンビニ弁当を胃に詰め込んでまた仕事…、そんな毎日の連続でした。

毎日胃がキリキリ痛むのを我慢して歯を作って、作って、作り続けました。

休日は少なかったですが、日々の疲れを癒すために一日の大半を睡眠にあてていました。

たまった洗濯物を洗ったり、部屋の掃除をするだけで休日は終わってしまいます。


1日8時間労働?1週間40時間労働?


今まで働いてきた職場では絶対にありえないです。

あったとすれば休日出勤の時だけでしょう。

1週間の労働時間は80時間を超えていました。


こんな生活をしていたら当然病気になる、そう医師から言われました。


これは私だけではない、多くの技工士が抱えている問題だと私は思います。

「嫌な事は嫌だと言えばいい」そんな声も聞きますが、それが通用する業界であればいいんですけどね…。

みなさんの育ってきた環境が違うのは当たり前です。

だから私が言ってる事が全く理解できない人もいるでしょう。

しかし、私が語っているのは「私自身が今まで経験してきた事」なのです。

私が今まで見てきたのは業界の闇ばかりです。

闇をさらけ出せばさらけ出すほど反発が強くなります。

光があれば闇もあるのは当然ですが、この業界の闇はあまりにも強すぎます。

その結果、離職率8割というとんでもない結果が事実としてあるのです。


業界に光を当てることも大切です。

しかし、今しなければならない事は「業界の闇を取り除くこと」ではないでしょうか?

技工士学校の入学者を増やして技工士数を増やせばいいという考えがありますが、そんな事よりも離職する人間を減らす事の方が大事なのではないでしょうか?

闇を取り除こうとせず、光だけを当てようとする考えに私は共感できません。

不幸な技工士がいなくなった時、自然と光が当たるようになるものだと私は思っています。

だから私は今まで経験してきた事を語り続けます。

語り続けることが今の私にできること、力の続く限りやってみようと思います。

nice!(6)  コメント(7)  トラックバック(0) 

nice! 6

コメント 7

しょうたく

退院おめでとう御座います。癌の転移もなく寿命を全うされることを祈念します。
by しょうたく (2010-07-02 20:32) 

uduyuimama

退院おめでとうございます!!
癌って聞くと落ち込みますが・・・現在の医学の発達を信じて!!
お仕事上、休みナシ・不健康は当たり前かもしれませんが・・・病院はまめに行ってくださいね!!(人間ドッグとかは無いのでしょうか?)
by uduyuimama (2010-07-02 21:22) 

メル

退院されたのですね。おめでとうございます。

業界にいるかぎり、あらゆるストレスから逃げるのが難しいとおもいます。
何かしらの防衛策を考えることを第一やって下さいね。
by メル (2010-07-05 11:28) 

歯科技工士

しょうたくさん、uduyuimamaさん、有り難うございます(^^)
病気の事で気が滅入っていましたが、励ましの言葉を頂き前向きな気持ちになりました。
人間の温かさって本当に素晴らしいです(^^)
最近忙しくてPCを触る時間が取れないのですが、時間があれば必ずご訪問させていただきますね!

>人間ドッグとかは無いのでしょうか?
技工士が働いている多くの会社は健康診断を行なっていませんね…。
それどころか雇用保険すら加入していないところもあります…。


by 歯科技工士 (2010-07-05 15:50) 

歯科技工士

メルさん、有り難うございます。
ホント、そうですね…。
ブログを閉鎖すればどれほど楽になるだろうか…と、いつも考えてしまいます。
ブログを続けたところで私の生活が楽になることはありませんが、私宛てに「ブログを辞めないで!」「業界の闇を語って下さい!」と多くのメールが寄せられています。
ネットでは私のアドレスは公開していませんが、後輩たちが、「僕と同じように困っている子がいるんですけど紹介してあげてもいいですか?」と多くの人を通じて私に相談を持ちかけてくれています。
今、苦しんでいる技工士の多くは経験の浅い若者たちです。
彼らの為に中堅、ベテランが声を上げないといけないのですが…。
防衛策も考えなければならないのですが、現状はうまくいかないものですねf(^^;)
by 歯科技工士 (2010-07-05 16:12) 

ぎこ牛

マメに更新しなきゃ加藤さんのブログ閉鎖に追い込んだ責任があるんだから。
by ぎこ牛 (2010-07-21 13:52) 

G3


それは違うと思います。
加藤さんからもメールで聞いていますが、もっと深く悲しい理由からです。
こちらのブログ記事は、むしろ目を開かせてくれたようなものです。

by G3 (2010-07-23 15:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。